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大矢 真:タオルレビュー専門家

日本国内のタオルを使い心地を考えた独自基準で評価。500枚以上のタオルを触り、専門家の視点でコンテンツ作りを行う。

現在2人の子育て中のパパであり、元化学者。理系のひとらしく根拠をしっかりお伝えしながら、タオルの魅力を正確に伝えます。

タオルのコラム

手ぬぐいの魅力がヤバい!ハンカチよりもメリットが多いって本当!?

PC記事上

古くから日本で愛用されてきた手ぬぐい。最近ではタオルやハンカチの存在の影に隠れがちではありますが、実は魅力的なアイテムです。

ちょっとオシャレな方の中には、すでに手ぬぐいを生活に取り入れていることも多いでしょう。

今回は、そんな手ぬぐいの魅力についてお伝えしていきます。

手ぬぐいとハンカチは何が違うの?

手ぬぐいとハンカチの違いってご存知ですか?

なんとなく日本物と世界的なものの違いというイメージはもっていると思いますが、実際の両者の違いはわかり難い。まずは、手ぬぐいとタオルの違いについてまとめてみました。

精錬・漂白方法が違う

精錬・漂白とは、手ぬぐいやハンカチの製造過程において、繊維に付着した油剤や汚れなどを取り除いて漂白する作業のことです。この作業の方法が、手ぬぐいとタオルでは異なるのです。手ぬぐいの精錬・漂白方法を「和晒」、タオルは「洋晒」と呼びます。

和晒とは、釜で生地を焚くことによって生地に付着した不純物を除去する精錬方法です。手ぬぐいは2~4日という膨大な時間をかけてゆっくりと精錬されているんです。非常に丁寧な精錬方法なので、生地に負担がかからず、柔らかくて吸水性に優れた手ぬぐいに仕上がります。和晒は日本の伝統的な手法で、手ぬぐい以外にも様々な織物を精錬する時に用いられています。

これに対して洋晒では、約40分~80分という短い時間で精錬します。しかも生地を引っ張ったり焼いたりと、やや強い方法で精錬されます。効率的である一方で、生地本来の繊維がつぶれてしまうこともあるんです。そのため、手ぬぐいに比べるとサラサラで固い手触りになってしまいます。

サイズが違う

手ぬぐいのサイズは、90cm×34cmもしくは90cm×34cmが一般的です。中には100cm×36cm、120cm×35cmなどの長いサイズのものも存在しますが、一番多いのが90cm×33~36cmのサイズとなっています。

これに対してハンカチは正方形で、45cm×45cmのものが一般的です。子供向けだと32cm×32cm、大きいものだと90cm×90cmのものも存在します。

ハンカチの方が知名度が高い

市販の店舗では、ハンカチの販売数の方が圧倒的に多いです。生活用品売り場に行ってみるとわかりますが、ハンカチやハンドタオルはたくさん並んでいるんですが、手ぬぐいはあまり見かけません。

手ぬぐいはおしゃれな雑貨というふうに扱われているようで、ハンカチのように生活必需品という扱いはされていないという現状が有ります。

周囲を見渡してみても、ハンカチを持参している人は結構見かけますが、手ぬぐいを持参している人は圧倒的に少ないですよね。世間の知名度は現時点ではハンカチの方が圧倒的に高いと言えると思います。

ハンカチにはない手ぬぐいの魅力とは?

手ぬぐいとハンカチの違いを軽く説明しました。ハンカチの方が知名度が高いので、手ぬぐいは実用的でないと思われるかもしれません。しかし、手ぬぐいにはハンカチにはない魅力がたくさんあります。その魅力について解説したいと思います。

吸水性が高い

手ぬぐいの生地には、水を抱えるスペースが多く存在するため吸水性が高くなっています。タオルやハンカチに比べて抜群に良いというわけではないものの、汗や水気をしっかりと吸収します。

特に暑い夏場は、首に手ぬぐいをかけておくだけで、汗をしっかりと吸い取ってくれます。汗かきの人は、手ぬぐいを常に持参することで汗をすぐに拭き取れるので、暑い夏でも快適に過ごすことができるでしょう。

乾きやすい

これが、手ぬぐいの一番の魅力かもしれません。手ぬぐいはとにかく乾くのが早いという特長があります。その理由は、手ぬぐいの両端が切りっぱなしであるです。

手ぬぐいの両端はハンカチのように縫製されていません。そのため、洗濯したときに端から水が抜けやすくなるため、乾きやすいのです。

特に夏場は、外の空気に触れるだけですぐに乾きます。ハンカチのように「手を数回洗ったらベチャベチャになって、その日は使えなくなった」ということになりにくいです。どこかに掛けておくだけで、すぐに乾きますからね。

正直吸水性に関しては、手ぬぐいとハンカチはそれほど変わらないという意見もあります。しかし速乾性に関しては、手ぬぐいの方が断然優秀ですよ。

衛生的

両端が縫製されているハンカチは水が抜けにくいので、濡れると衛生的にあまりよくありません。中央部分が乾いたとしても、縫製されている両端に水が溜まってしまうことにより、雑菌が繁殖してしまいます。よく生乾きの臭いがするのは、雑菌が繁殖しているからです。

これに対して、両端が切りっぱなしになっている手ぬぐいは、ハンカチに比べると圧倒的に乾きやすいです。乾きやすいということは、とっても衛生的だということです。雑菌が繁殖しにくく、生乾きの臭いがすることも少ないです。

肌触りが柔らかい

手ぬぐいは和晒で丁寧に精錬されるので、生地の繊維がつぶれにくく、ふわふわの状態に仕上がります。そのため、肌触りがとても柔らかいです。繊維がつぶれやすい洋晒のハンカチと比べると、その柔らかさは歴然です。

しかも、手ぬぐいは洗えば洗うほど繊維が柔らかくなっていきます。ハンカチのように、洗い過ぎるとヘタってしまうということがありまえん。使えば使うほど肌触りが良くなっていきますよ。

手や体を拭くことが多い手ぬぐいですから、やはり肌触りは重視したいですよね

まとめ

手ぬぐいは吸水性と速乾性に優れており、しかも衛生的というメリットがあることが分かりました。

現時点ではハンカチやタオルに比べると使っている人は少ないでしょうが、実用性を考えるとかなり魅力的なアイテムであることは間違いありません。汗をよくかく人や水仕事が多い主婦の方は、ぜひともハンカチやタオルを手ぬぐいに変えてみてください。

手ぬぐいってちょっと古臭いと思われる人も、最近のおしゃれなデザインのものを選んでみましょう。タオルやハンカチに負けない魅力が多く詰まっているのでおすすめです。

 

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