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TOWEL LABO

大矢 真:タオルレビュー専門家

日本国内のタオルを使い心地を考えた独自基準で評価。500枚以上のタオルを触り、専門家の視点でコンテンツ作りを行う。

現在2人の子育て中のパパであり、元化学者。理系のひとらしく根拠をしっかりお伝えしながら、タオルの魅力を正確に伝えます。

タオル基本知識

【完全保存版】自分にぴったりのタオルの選び方ガイド|チェックポイントは簡単コレ!

PC記事上

日本人でしたら日常生活でタオルを使わない家庭は無いことでしょう。生活に密着しているために、用途に応じた種類が多いのがタオルの大きな特徴です。

そのため、多くの種類のタオルが存在し、自分に合ったタオルを見つけるのは意外と大変。

選択肢が多いというのもありがたい反面、迷いが生じてしまいますよね。

今回はタオルを購入する時にここだけは抑えておくと良いという選び方をお伝えしていきます。

タオルの使い心地のチェックポイント

素材や使用する用途をしっかり決めたら、次は実際に使う時にどんな使い心地になるかを想定しましょう。

どんなタオルが良いのかという選択肢は、大きく分けると下記に示す7項目になります。これらの中でどれが高いと心地良いと感じるのかについて想像してみて下さい。

肌触りがサラサラと絹のようになっている方が気持ちいいという方、拭いている感触を感じたい硬めのものが好きな方。ただ、あまりにふわふわと柔らかい場合には耐久性が低くなったりとバランスなども重要となってきます。

これらのバランスで満足度は大きく変わってきますので、どんな物が必要か考えてみましょう。

タオル 使い心地

  • 肌触り
  • 柔らかさ
  • 吸水性
  • 速乾性
  • 耐久性
  • 値段
  • ブランド

自分が最も重視したいものは何か、知っておくだけで好みに出会う確率はぐんとアップしますよ。

お風呂用として使うことを想定すると、すぐに水を吸ってほしいでしょう。ただ、一方で乾きにくくもなるという可能性も高くなります。このような好みは、生活環境や使う人の体型などにも影響されます。

タオルラボとして是非最低限考慮しておいてほしいものは、「長持ち」することです。耐久性はある程度ないと不快さや不衛生な感じが出てくるためです。

品質の悪いタオルはどうしてもすぐに痩せてしまったり、お洗濯によって他の衣類へも悪影響を与えかねません。ある程度良質なものを入手しましょう。

タオルの大きさから用途を決定する

タオルを選ぶ時にまず選ばなければならないのは、用途に合った大きさです。ボディバスタオルからハンカチサイズのものまでこれだけでも十数種類があります。必要なタオルの大きさはどれでしょう。

ボディバスタオル

最も大きいものはボディバスタオルと呼ばれ、幅も広く長いとにかく体全体を包むようなタオル。

お風呂あがにかぶりながら拭きたいという方にはおススメです。通常のフェイスタオルより大きいために、吸水できる量が多く快適です。洗濯する際には大きいためにややかさばります。

バスタオル

すごいタオル
画像:TRUE TOWEL

ボディバスタオルに次いで大きいのがバスタオル。最も一般的なものでしょう。

長さは110~150cm程度で非常に使いやすいです。メーカーによって短いものや幅の狭いものなどありますので、自分の身体に合ったサイズを見つけることが重要です。比較が難しい場合には今使っているものの面積を基準にすると良いです。

スポーツタオル

湯上りに使うバスタオルより一回り小さいサイズがスポーツタオルと呼ばれる大きさです。

汗を大量に書くスポーツ時などの時に吸水性と持ち運びの良さで利用されます。スポーツタオルは携帯するのが基本になりますので保水量は不要。薄手で絞れば簡単に水を除ける、乾きやすいなどの機能を重視するとよいでしょう。

フェイスタオル

また、手や顔を洗った時に使うフェイスタオル。サイズとしてはキッチンやトイレ、スポーツ時など持ち運びもしやすく汎用性が高いもの。

特にフェイスタオルは最終的に雑巾にするのも簡単なので、家にどれだけあっても困らない大きさ。

バスタオルとフェイスタオルのセットがギフト商品として人気ですが、これも使い勝手によるものでしょう。

ハンドタオル・ハンカチタオル

また女性に人気なのが小さめのハンドタオルやハンカチの大きさのタオル。フェイスタオルより小さいので可愛いバッグに入れて持ち歩けます。

実は男性はほとんど使用しませんので、贈り物であれば女性に渡しましょう。

タオルの素材から選ぶ

素材によって使い心地は全く変わるので、お気に入りのタオルの素材・原料を知るのが非常に重要です。綿や麻、ガーゼ、ワッフル、ポリエステルやマイクロファイバーのような化学繊維を使ったタオルも多いです。

綿(木綿・コットン)

綿はタオルだけでなくTシャツなどの衣類にも使用されるほどポピュラーな素材です。綿の最大のメリットは吸水性の高さであり、汗や水分をしっかりと吸収してくれます。化学繊維を素材とするタオルに比べると吸水性は圧倒的に優れています。

天然素材で肌触りが良く、ふわふわの感触を楽しむことができます。タオルの肌触りを重視する人には、綿100%のタオルから選ぶので失敗はないでしょう。

一方でお洗濯のやり方によっては綿の繊維は痛みやすいためので注意が必要です。

特にさわり心地を重視する方の場合には「超長綿」と呼ばれる高級な綿花を原料に使っているものを選ぶと良いです。これらは糸が細く滑らかなので、ふわっとした綿特有の感触だけでなくサラサラとした摩擦の少ないタオルが出来上がります。

麻(ラミー・リネンなど)

麻のメリットは、吸水性の高さと速乾性にあります。水をよく吸い、しかも乾きやすいため、非常に使い勝手が良いです。また、麻の繊維には水に濡れると強くなるという特徴があるため、何度洗っても傷みにくいです。耐久性が高いので、1つのタオルを長く使い続けることができます。

麻は耐久性が抜群で多少のこすれでも品質が変化することはありません。綿と比べるとややざらざらとした感触ですが、シャリ感とよばれる清涼感があるのが特徴です。風通しがよいので乾きが非常に良い一方で洗濯すると縮みが発生しやすいというのが欠点です。

最近では綿と麻を合わせたバランスタイプのタオルも販売されています。

絹(シルク)

絹(シルク)はタンパク質から作られる素材で、人間の肌と性質が似ています。そのため肌触りがとても良く、強く拭いても不快感を感じることがありません。

また、絹は上品な光沢を放っており、高級感があります。また柔らかいのも特徴で、触るだけで心地よさを感じます。いつもと違った上品なタオルを選びたい時は、絹(シルク)タオルがぴったりです。

ですが絹にもデメリットがあり、他の素材に比べると黄色く変色しやすいです。そのため、干す時は陰干ししたり、直射日光を避けるなどの工夫が必要となります。

また、絹は摩擦に弱いため、強い力で拭いたり洗ったりすると、すぐに傷んでしまいます。特に洗う時は、洗濯機にかけるのではなく手洗いをするなど、丁寧に取り扱わないといけません。

化学繊維系

化学繊維

化学繊維(合成繊維)は安く安定した糸が作れるので価格が安定しやすい素材。肌触りも自由に設計できるので、絹のようななめらかなものもあります。

ただし、肌に良い素材とは言えないのが欠点です。

肌を強く擦ったり、長い時間タオルが肌に触れていたりすると、人によってはかゆみや腫れが起こる可能性があります。そのため、肌の弱い人や肌がデリケートな赤ちゃんに使用するのはおすすめしていません。

レーヨン

レーヨン

レーヨンは再生繊維の一種で、木材パルプを原料として作られています。先程紹介した絹(シルク)を人工的に作った素材と言えます。絹と似た性質なので、綿や麻タオルよりも質が良く、高級感があります。

しかも、絹より安価で手に入るため、絹タオルが高いと感じる人にはもってこいです。

また、吸水性が綿よりも優れているので、汗をかきやすい人にはピッタリです。さらに絹と同じく生地が柔らかいので、拭いた時に滑らかな感触を味わうことができます。

しかし、水に濡れると繊維の強度が低くなり痛みやすく、しかも縮みやすくなります。劣化を防ぐためには洗濯機にかけずに手洗いする必要があり少々手間はかかる。

ポリエステル(マイクロファイバー)

マイクロファイバー

ポリエステルは日本で初めて作られた合成繊維であり、現在では多くのタオルに用いられています。

ポリエステルは乾きやすいので、汗や水で濡れてもすぐに乾かすことができます。汗を拭く機会が多いスポーツタオルによく使われています。

また、洗濯後は干すだけでよいという手間のかからなさはメリットになります。忙しい人にはピッタリのタオルでしょう。

ポリエステルが使われている生地の代表格として「マイクロファイバー」があります。

ミクロな構造から設計されている繊維を使って作られているものなので、天然素材を超える吸水力や速乾性、軽さが特徴です。コットンのタオルとは全く異なるものであると認識すれば非常にコストパフォーマンスの良いタオルになります。

リヨセル

リヨセルは、ユーカリと呼ばれる木材を加工して作られる指定外繊維です。断面が円形になっているため強度が高いです。そのため非常に丈夫で、長く使ってもなかなか傷みません。

強度は高いにも関わらず、水を含んだ時には摩擦に弱くなるというデメリットはありますので、大量のお水の拭き取りなどには向いていません。また、洗濯の方法によっては、縮みや白く変色するという事例もあるので手洗いを推奨します。

使用している糸の違い

タオルを織る時に使用する糸のひねり具合を「撚り」といいますが、これをチェックポイント。

撚りは紡績段階で一本一本ねじり合わせて糸にする事を指しますが、最近はこの撚りをなくしたタオルを製造するメーカーも出てきています。

撚糸(ねんし)を使用

撚糸とは糸が捻られたものを使用した一般的なタオルに使われる糸。撚糸で作られているタオルは耐久性と保水性が向上します。

糸のねじり度合いが強くなると、タオルの生地が固くなったり、弾力が強くなっていきます。

無撚糸の違い

ねじり合ってない糸を使用したタオルを無撚糸タオルと呼びます。

この糸を使うと糸自体に強度がないために成型するのが難しい一方で、肌触りが軟らかくなります。

撚りが強い糸をは固く涼しい印象になるのに対し、無撚糸タオルはふんわりサラサラの風合いです。

無撚糸タオルは糸がすぐにヘタれてケバ立ちが早いなど、耐久性が低くなりがちなのでこの短所をどのように考えるかですね。一般的な中程度の撚りのタオルと比較すると寿命は約半分になると考えておけばよいと思います。

タオルの織り方から選ぶ

パイル

パイルは、糸がループ状(輪)になっているもので、多くのタオルにこの織り方が用いられています。このループ状になっている部分が肌に触れると、ふわふわの肌触りを感じることができるので、とても心地良いです。

吸水性にも優れているので、汗や水分を拭くことを目的とするなら、パイルのタオルは最適です。

しかし、ループ状(輪)になっている部分が突起物などに引っかかると、糸が伸びたり破れたりすることがあります。その時はそのまま放置するのではなく、伸びた糸を切るとそれ以上生地が傷んでしまうことはありません。

ジャガード

ジャガードは、織り方によって色やデザインをプリントしたものです。印刷によって色や模様をデザインするのではなく、織り方や糸の元々の色によってデザインされるので、印刷したプリントタオルよりも色鮮やかで上質な印象を受けます。また、洗っても色落ちしにくいです。

さらに、柔らかくてふわふわの質感があるので、肌触りがとても良いです。敏感肌の人や肌がデリケートな小さい子供であっても安心して使うことができます。

しかし、ジャガードは織るのに手間がかかるため、通常のプリントタオルに比べると高価な商品が多いです。しかも、少量だと注文を受け付けてくれないメーカーもあり、通常のタオルよりも手に入りづらいです。

シャーリング

シャーリングは、パイルのループ状になっている部分を切り取ったものです。ただし、切り取るのはプリントする表面のみで、裏面はパイルと全く同じ生地になっています。ループ状の部分を切り取って平らにすることで、プリントが均一にできるので、とても鮮やかな色合いに仕上がります。

また、パイルよりも生地の表面が整っているので、触った時の感触がツルツル・スベスベしています。

ですがジャガードと同様、織るのに手間がかかるため、価格は高くなりやすいです。ホテルなど業者が大量注文すると割引になりますが、個人が少量を購入するとなると割高になりがちです。

ワッフル

ワッフルのタオルは、洋菓子のワッフルのように生地の表面を凹凸にする織り方です。肌触りはとても柔らかいです。

肌との接触面積が少ないために触り心地がサラッとしています。糸がほつれにくくて吸水性や速乾性にも優れています。日本では一般的ではないですが使ってみると硬めの弾力と触り心地のバランスが独特でくせになります。

また、吸水性と速乾性に優れているので、使い勝手が良いですね。デザインが非常におしゃれなのでインテリアの小物としても活躍するでしょう。デメリットとしては、使われている糸の量が多くなるので、低品質のものの場合には使い始めは繊維のくずが出やすいです。また、最初の段階では型崩れを防ぐために、洗濯ネットに入れて洗ったほうが良いです。

ガーゼ

ガーゼは綿糸を粗く織り上げたものでパイルのようにループがありません。そのため肌触りが柔らかくデリケートな肌の子供にはピッタリです。赤ちゃん用のガーゼタオルやおくるみとして人気のある生地はガーゼ生地になります。

ガーゼは通気性に富んでいて夏に最適な素材です、生地の表面が非常に薄いので軽くて持ち運びがしやすいのが特長です。

ただ、厚手のタオルのようなふわふわ感や弾力が無いですし、タオルとしては吸水性が低いので多量のお水を吸う場面には適していません。

そして最後は生地の密度

フワフワなのか、それとも薄手のものなのか、あるいは高級感のあるずっしりタイプが良いのかを一気に見分けることができます。

それが、「生地の密度」

1平方メートルあたりのグラム数で表せるGSMという数値で表される指標でもあります。この数値が大きくなるほど、ずっしり重たいタオルで吸水力は高くなるという予想ができるようになります。

300~400 GSM

軽量のタオルがこのくらいの生地の密度。吸水量こそ少ないが、上質なものであればふんわりした感触が得られます。

乾燥が速いというメリットもあるので、持ち運び用のタオルとしても使いやすい。

400~500 GSM

一般的なタオルの数値レベル。数値が大きいものほど傾向としては吸水力が上がっていきます。

ただし、最近の撚糸の技術の向上により「軽いのによく吸う」タイプのタオルはこの数値が低く見積もられます。

500以上 GSM

高級感を感じられる重厚で、高吸水のタイプ。海外の高級ホテルなどでも採用される、もっちりずっしりのタオルはこの数値レベルにあります。

吸水できる量はかなり多く、拭いてもタオルに水気を感じにくいタイプ。

やや重たさも出てくるレベルになってくるので、高級感とのバランスを取りましょう。

まとめ

以上のように、自分が今どの用途に向けてタオルを選んでいるのかしっかりとイメージすることでサイズによる大きな失敗を防ぐことができます。

用途に応じてタオルのまずは大きさを決めましょう。

そして、特に高級タオル初心者の方は耐久性を最低限確保したうえ自分の使いやすい素材や肌触り、吸水性などを生活スタイルを考えながら選ぶのが良いと思います。

価格など抑えめでも、最初は種類を多く試す方が好みのものに出会えるでしょう。一流のファッションブランドのものではなく、生産地ブランドである今治タオルなどからお好みを選んでいくと良いと思います。

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大矢 真

タオルの購入は「年間100枚」。日々タオルの探求を続けています。元化学者/WEBディレクター
自分にとってぴったりのタオルを見つけることが、生活の明るさにつながることを伝たい。

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