バスタオルを工夫するだけで肩こりが解消法できるという方法が効果が高い件

バスタオルは非常に使い勝手の良いアイテムで、体を拭くタオルの役割以外にも様々な活用法があります。たとえば、子供のズボンにリメイクさせたり、雑巾に再利用したり、小物にアレンジしたり・・・。

そんなバスタオルの活用法をいろいろと調べていると、かなり凄い活用法を見つけました。それが、バスタオルを活用した肩こり解消法というもの。

慢性的な肩こりはとても辛く、整形外科に通ってもなかなかなか治りませんよね？そんな辛い肩こりをバスタオルで解消できる方法があることを知り、目から鱗でした。そこで今回は、バスタオルを活用した肩こり解消法を皆さんにもシェアしたいと思います。

参考にさせていただいたのは田中宏さんの著書「寝るだけ整体」。田中さんはプロスポーツ選手など延べ6万人の悩みを解決したという凄腕の柔道整復師として活躍されている方です。

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そもそも肩こりの原因は？

まずバスタオルを活用した肩こり解消法についてお伝えする前に、肩こりの原因について軽く知っておきましょう。

肩こりの原因としては、運動不足やストレスなど様々なものが考えられますが、現代人に多いのがストレートネックです。ストレートネックは、首に負担がかかることによって起こります。

たとえば、パソコンを使ったり、スマホを見たり、本を読んだり・・・これらの行為は首を前に突き出す、下を向くといった動作を伴います。こうした動作が日常的になると、首に負担がかかり、首の骨にある湾曲(曲線)がなくなってしまいます。これがストレートネックです。

ストレートネックになると、頭の重みが全て首の付け根にのしかかり、首や肩の血管・神経を圧迫してしまいます。これによって肩こりが起こるのです。

一度ストレートネックになってしまうと、整形外科やマッサージに通っても、なかなか治りません。根本的に解決するには、普段から正しい姿勢を心がけたり、スマホやパソコンを触る頻度を極端に減らすなど、かなりの努力が必要です。

しかし、忙しい現代人にとって、常に姿勢に気を使うのはなかなか難しいと思います。そこでおすすめなのが、今回ご紹介するバスタオルを活用した肩こり解消法です。

バスタオルを活用した肩こり解消法とは？

バスタオルを活用した肩こり解消法・・・それは「バスタオルで作った枕で寝るだけ」というシンプルな方法です。寝ている間に姿勢が正され、ストレートネックが解消されるというものです。

人間は1日の1/3～1/4は睡眠を取っているため、この時間に姿勢を正すことができれば、特に意識しなくても肩こりを解消できます。慣れれば無意識のうちに肩こりを解消できるので、忙しい現代人にとってはありがたいですね。

それではまず、バスタオル枕の作り方からご紹介します。次の手順で作りましょう。

これでバスタオル枕の完成です。

バスタオル枕の使い方

続いて、バスタオル枕の使い方をご紹介します。バスタオル枕は首の下に敷きます。頭はいつも使っている枕に乗せてください。そして仰向けの姿勢で寝ます。

眠っている間に寝返りを打っても問題ありませんが、眠りにつくまでは仰向けの姿勢を保ってください。普段横向きで寝ている人でも、眠りにつくまで仰向けをキープすることで、徐々にこの姿勢に慣れていきますよ。

バスタオル枕に首を乗せることで、首の骨がカーブを描く体勢をキープできるので、ストレートネックの解消に繋がり、肩こり解消に役立ちます。もちろん即効性はありませんが、毎日続けることが大切です。

バスタオル枕で快適に眠るための3つのポイント

「バスタオル枕で寝ているけど、どうもフィットしないなぁ」「ボリュームが足りないような・・・」このように感じるときがあります。

これでは快適に眠ることができませんし、肩こりもなかなか解消しません。そこで、快適に眠るために、以下の３つのポイントを見直してみてください。

①肌触りの良いバスタオルに変えてみる

例えば安物のバスタオルは、素材が粗く肌触りが悪いです。そういう質の悪いタオルを使っていると、快適に眠れませんし、枕がフィットしない感覚を覚えてしまいます。

そのため、バスタオル枕に使用する素材は、なるべく自分の好みに合った肌触りの良いものを選びましょう。もしバスタオルを変えるのが不可能な場合は、バスタオル枕に枕カバーをかけて使うことをおすすめします。

②バスタオルを数枚重ねて使う

バスタオル１枚だけだと、人によってはボリューム感が足りない場合があります。そんな時は、バスタオルを数枚重ねて枕を作ってみてください。それでもボリュームが足りないと感じる時は、タオルケットで枕を作ってみるのもありです。

③毎日作り直す

バスタオル枕を毎日使っていると、首を乗せている部分がへこんでしまいます。タオルにはクッションのような復元力がないため、そのまま使い続けるとどんどんへこんでしまい、快適に眠ることができません。そのため、バスタオル枕は毎日作り直すことをおすすめします。

バスタオル枕と相性がよいタオル

バスタオルを枕にする時にオススメのタオルは「ドライユースで触り心地の良いタオル」ということになります。

パイルが長く、意図の撚りが甘めもしくは無撚糸、使われている綿が超長綿であるという3つの条件を満たすものほど触り心地が良いんです。

今治タオルの人気シリーズ「雲ごこち」

雲ごこちは今治タオルの中でも使用されている糸の撚りが少なく、非常にサラサラでボリュームのあるタオルです。乾燥時の触り心地だけであれば、現在国内にあるタオルのトップクラスであることは間違いありません。今治タオルの中でも常にランキング上位になったことから殿堂入りを果たしたという人気ブランドタオル。

雲のようと例えられる触り心地の中で眠りに付けば、良い夢も見れるようになります。

さらっとした触り心地はトップクラス「白雲」

触り心地の他に、パステルカラーで可愛らしいタオルというと「白雲（HACOON）」もバスタオル枕にぴったりです。こちらも雲の名が入っているように、吸水性よりもフワフワした感触とサラサラした肌触りを重視したタオルになります。

価格は安いので買いやすい反面、触り心地を重視しすぎた分耐久性は雲ごこちにやや劣ります。見た目の可愛らしさ重視の女性に喜んで使っていただけると思います。

伊織のワッフルタオル

ワッフルタオルはデコボコとした表面の状態になっているために、接触面積がすくなくサラッとした感触があります。しかも、使われている糸の量は充分なので寝汗を多くかく体質の方にはぴったりです。とくに首元は汗が多く出る場所ですので、触り心地と吸水を両立させたい方にぴったりです。