買ったばかりのタオルが毛羽落ちする！防止策と対処法を紹介します

毛羽落ちしにくいと評判のいいタオルを買ったのに、自分のところにきて実際に触ってみると

「毛羽落ち多い・説明と違う・前使っていたものの方が良かった」

このように感じる方もいらっしゃいますよね。今回はこの状態を防止するための対策とすでにイメージよりも毛羽落ちしてしまっている方がやるべき対策について解説します。

タオルの毛羽落ちは洗濯の仕方で変わる

タオルの毛羽落ち（綿落ち）をもっとも感じられるのが、お洗濯直後でしょう。ただ、この感覚は間違いありません、お洗濯の方法によって毛羽落ちの量は変わってくるのです。

タオルの毛羽落ちを促進させてしまう大きな原因は「洗濯機の中でタオルが受ける摩擦」。この摩擦をどれだけ抑制するのかを考えるとタオルの劣化を抑制できるのです。

タオルのお洗濯の方法については以下の記事で紹介しています。

今回は大切に使いたいと思えるタオルを使い始めるときに気をつけるべきポイントについてお伝えします。

上質なタオルの使い始めのお洗濯方法

タオルは購入した時点ではたいていの場合、糸に糊がついているので一度はお洗濯して使い始めます。

使い始め、一番最初に洗うときのお洗濯のポイントは以下です。

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1使う洗剤をチェックする

衣類用に使っている洗剤の多くは、柔軟剤が入っています。ただ、柔軟剤は使いはじめのタオルの毛羽落ちをさせてしまう大きな原因。

タオルの糸は何百という繊維が撚り合せて作られています。柔軟剤はシャンプーのコンディショナーのようなもの。繊維の表面をツルツルにして糸の抜けを増やしてしまうんですね。

良いタオルだから柔らかくと思って選んだ洗剤がタオルを傷める原因とならないように注意しましょう。

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2他の衣類と分けて洗う

洗濯するときにはタオルは他の衣類と分けて洗うほうが良いです。これは他のタオルがタオルに絡みつかないようにするためです。

洗濯機はお水を入れた状態で回転することで汚れを落とします。どうしても洗濯物同士が絡み合ってしまうのは避けられません。

濡れた状態でタオルにズボンが絡まって引っ張られたら、上質なタオルでは耐えられません。

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3洗濯に使うお水の量を増やす

洗濯に使う水量をできるだけ多くして洗ってください。

多くの家庭に入っているであろうドラム式の洗濯機は、少ないお水で洗うように設計されています。少量のお水で洗うとタオルが他の洗濯物との摩擦が大きくなり毛羽落ちにつながります。

できることなら水量をMAXに設定してお洗濯すると良いと思います。

タオルを劣化させないためお洗濯方法

毛羽落ちが徐々にひどくなるという場合には、タオルの繊維が劣化が疑われます。上記の毛羽落ちしないお洗濯方法のほかに、以下の対策が考えられます。

乾燥機を過剰に行わない

乾燥機はタオルを早く乾かすことができて、適正に使えば柔らかく仕上がる便利なアイテム。

ただ、乾いているにもかかわらず温風を当て続けるのは劣化につながります。

直射日光で乾かさない

紫外線はコットン繊維の化学的な結合を切断するほど、実は強力なもの。

仕上がりよく仕上げるために「陰干し」が推奨されていると思われますが、劣化による毛羽落ちを抑制するためにもマイルドな環境でタオルは乾かしてあげましょう。

まとめ

今回はせっかく買ったタオルが良いタオルを長く使うための方法についてお伝えしました。

良いタオルのはずなのに、毛羽落ちしてしまった方。あるいは、初めて良いタオルを使う方がお洗濯のときに気にしておくべきポイントについて参考になると嬉しいです。

毛羽落ちしにくかったと判断したタオルについてYouTubeにまとめています。

タオル屋さん推奨の洗い方

今回この記事を執筆するにあたっては、上の動画で紹介しているTRUE TOWELで有名な今治のタオルメーカー「正岡タオル」に毛羽落ちについてお問い合わせをしてみました。

現実的ではないけれど、毛羽落ちをなるべくなくしたいと思う方は試してみても良いかもしれません。

ちなみにTRUE TOWELの「HOTEL」は実際に高級ホテルで使用されているタオルと同じような設計となっており、ボリューム感、重厚感、耐久性を兼ね備えていて毛羽落ちも少ないのです。

ちょっといいタオルを使ってみたいという方の、最初の１枚のタオルとして非常にオススメです。

詳しくはコチラ