広告表示

TOWEL LABOのステマ規制への対応

当サイトはTOWEL LABOが独自に制作しております。一部のメーカーやECサイトより送客手数料をいただいております。メーカー等から商品の提供や広告を受けることもありますが、タオルの評価内容やランキングの決定には影響しておりません。メーカー等から指示があった記事については、PRを表記いたします。詳しくはこちらをご確認ください。
  • プロフィール

TOWEL LABO

大矢 真:タオルレビュー専門家

日本国内のタオルを使い心地を考えた独自基準で評価。500枚以上のタオルを触り、専門家の視点でコンテンツ作りを行う。

現在2人の子育て中のパパであり、元化学者。理系のひとらしく根拠をしっかりお伝えしながら、タオルの魅力を正確に伝えます。

タオルのコラム

フェイラーとホットマンの違い|シュニール織りメーカー徹底比較!

PC記事上

フェイラーとホットマンの花柄のタオルって似てるよね

高級ブランドタオルのFEILER(フェイラー)とHOTMAN(ホットマン)のタオルって見た目では判断できないほど良く似ていますよね。

洋風のお屋敷にありそうな、豪華な見た目のタオル。どちらも素敵だけど、どのような差があるのかわかりにくいです。

今回はフェイラーとホットマンの花柄のタオルについて違いを比較してみました。

FEILER(フェイラー)のシェニール織

フェイラーは1928年にエルンスト・フェイラー氏が現在のチェコで創業した織物メーカー。フェイラーのシェニール織りは1948年には今の形で製造がはじまっていたとか。さすがにドイツの伝統工芸というだけあって歴史は古いですね。

フェイラーのシェニール織は、芸術性が高い柄がなんといっても一番の特徴でしょう。

また、見た目だけでなく、優れた吸水性と乾燥性・肌なじみの良さで日本では高級品の扱いで全国の百貨店などでも販売されています。

美しい発色とデザインだけでなく、しっかりとした厚みと柔らかな質感があります。ハンカチやタオルだけでなく、ポーチなどの小物にも生地が使われておりどれも美しい。

フェイラーの「ゼラニウム」バスタオル

愛情という花言葉を持つ『ゼラニウム』柄のバスタオル。黒地のタオルに発色の様々なピンクの美しいカラーリングが鮮やかです。両端のマゼンダが特徴的で、配色から美しさが際立っています。

フェイラーの特徴である厚みのあるソフトな質感と抜群の吸水性でスポーツにも使えますし、お風呂上りでしたら贅沢な時間を演出できるでしょう。

温かさもあるので寒い季節には、バスタオルはひざ掛けにもどうぞ。

 

バスタオル価格:31,320円(税込)

HOTMAN(ホットマン)のシェニール織り

ホットマンは明治元年(1868)創業の日本の老舗タオルメーカー。現在ではメイドイン東京のタオルとして、また超吸水のシリーズ「1秒タオル」はタオルギフトとしても人気があります。

ホットマンは元々、絹織物の工場だったのですが、1972年からタオルの生産が中心に変化してきました

シェニール織りも元々は技術がなかったのですが、1985年にドイツの老舗シェニール会社のアルパロー社がなくなるというときに技術全てをホットマンで請け負うという流れで事業を引き継いだようです。

純国産「ホットマン シェニール」として現在に至っています。

「デザイン・染色・織り・仕上げ」と全ての工程を自社で行っているそう。日本産であるという信頼性の高さは魅力ですね。

ホットマンの「ファティマ」バスタオル

ホットマンのシェニール織のバスタオルは現在(2019年3月)は多くなく、一般にイメージするシェニール織のものとなるとファティマシリーズしかないです。

ホットマンはハンカチサイズの製造をメインに行っているんですね。

一方でバスタオルの価格だけみると、フェイラーの価格の3分の1程度で購入できます。ハンカチはさほど値段に差がないので、バスタオルはお買い得といえるかもしれません。

 

バスタオル価格:12,960円(税込)

※ホットマンのオンラインショップの検索に「シェニール」もしくは「ファティマ」でシリーズ検索が可能です。

シェニール織りとゴブラン織りの違い

シェニール織り

シェニール織りとは、ドイツ・ババリヤ地方発祥の伝統工芸であった織物技術をつかって作られた芸術的な生地。深く美しい色が出ているのが特徴で、全ての柄に繊細さと優しさを感じられアートとして干渉できるほど。

実際に使ってみると、良質な材料である綿花を使っているために厚みがありながらも柔らかい上質な質感と高い吸水性を感じられます。使えば使うほど肌になじむような感覚があり、本当の意味で使うほどに味が出る生地になります。

「シェニール(Chenille)」という呼び名はいくつか説がありますが、ひとつにはフランス語に由来するもので「いも虫」という意味から来ているというもの。シェニール織りの表面を触ってみると糸のプクプクとした質感がいも虫のようだったのでしょうかね。

シェニール織りの素材にはコットン(綿)の他にシルク(絹)が使われることが多いです。特にタオルやハンカチなど吸水性と摩擦に対しての強さが必要になる場合には、コットン100%で製造されているシェニール織りは多い。

ゴブラン織

ゴブラン織とは、ウールやシルク、コットンを使ったタペストリーの一緒で、別名はつづれ織りとも呼ばれます。

1667年にフランスのゴブラン家の経営する織物工場が作っていたというところから名づけられました。この工場ではつづれ織りのタペストリーのデザインが美しいく品質が良かったことから話題になったそうです。

次第につづれ織り自体のことをゴブランと呼ぶように変化していきました。

元々は祭具や室内装飾布、帯地などに使われていたのですが、最近では風景や人物、動物などを描いた芸術性の高さが特徴です。生地としては重厚な質感があり、タペストリーやクッション、椅子張り、カーペットなどインテリアに使われることがほとんどです。

まとめ

フェイラーとホットマンについては、シェニール織りのタオルという意味では、作られている物はほとんど差はないと考えて良いことがわかりました。

色のバリエーション、ブランド力などを総合的に見ればフェイラーを選んだほうが無難ですね。ただ、フェイラーは正規輸入品でないものも多く入っていたり、中には偽者もあると聞きます。購入する時は公式のオンラインショップか、有名な高級百貨店を使うようにしましょう。

一方でホットマンは、全ての材料と工程を日本で行うということにこだわりを持っています。デザイン数などは本家となるドイツの大手企業にはかないませんが、もちろん唯一無二のオリジナルデザイン。デザインで気に入ったものがあれば、それが決め手になるでしょう。また、HOTMANは日本人が手作業で作っているだけあって、他の日本の伝統工芸品のような丁寧なお仕事は感じられるでしょう。

ランキング

タオルラボの目次

タオルを選びのイメージがある場合にご利用ください。
特徴別で探す
ふわふわ 毛羽落ち少ない オーガニック綿
木箱入り 肌にやさしい マイクロファイバ
和紙タオル 残糸タオル ワッフル
ジャカード さらさら 無撚糸
シャーリング リネン メランジタオル
中空糸  大きめバスタオル 大きめフェイス 
ループ付き フード付き(子供) フード付き(大人)
ラップタオル  銭湯タオル クールタオル 
身長計タオル 粗品タオル バンブーレーヨン
バイカラー 三河木綿

性別・年代別で選ぶ

タオルは洗顔料やお化粧品などと同様に男女や年代で好まれるタオルが違う場合も多いです。年代別にタオルに出会うヒントとして参考にしてください。
特徴別で探す
女性向け 男性向け 赤ちゃん用
10代向け 20代向け 30代向け
40代向け 50代向け

ランキング特集

贈り物として使いやすいタオルのランキング

さらにタオルラボで特に注目度の高いタオルの特集記事
特集記事と解説
ふわふわタオルのランキング 上質なタオルといえば、エアリー感のあるふわっふわのタオル。さわり心地の良さの評価でトップクラスのタオルのランキング特集記事です。
毛羽落ちが少ないタオル特集 お洗濯をしてホコリがたくさん出る現象「毛羽落ち」。使われる糸に工夫があったり、コットンの品種などで防ぐことができるのですよ。
amazonで購入できるタオルギフト 大手ショッピングサイトのamazonで贈り物対応ができるお店の選び方とオススメのアイテムを紹介。信頼できるお店の特集。
  • この記事を書いた人
  • 最新記事

大矢 真

タオルの購入は「年間100枚」。日々タオルの探求を続けています。元化学者/WEBディレクター
自分にとってぴったりのタオルを見つけることが、生活の明るさにつながることを伝たい。

-タオルのコラム
-,