今治タオルギフト hane(はね)ってどんなタオル?
このタオルの特徴 | |||
今治タオルギフト hane(はね)の特徴について
今や日本国内でも大人気の国産タオルの特産地は、四国・愛媛県の今治(いまばり)タオル。
haneシリーズは、今治でも老舗のタオルメーカーである「藤高」と、タオル専門店「伊織」がコラボして作った高級タオル。
創業90年にもなる藤高のタオルは、今治タオルのなかでも有数の人気商品。
創業当時から技術力の高さで定評があるタオル製造メーカーの(株)藤高と、今治タオルの専門店の企画力が一緒になって作りあげたhaneシリーズは、ビックリするほどの柔らかさで使い勝手が抜群にいいタオルです。
今治タオル「hane -towel of air-」の評価
hane(はね)ってどんなタオルなの?
haneシリーズのタオルは柔らかさに特徴のあるタオル。
この感触はフォーカスメソッドという(株)藤高の技術のひとつです。
フォーカスメソッドとは
異なる素材を芯鞘構造に紡出する技術。haneタオルではクラレの水溶性ポリビニルアルコール樹脂を繊維化したクラロンK-Ⅱを芯にし、綿でさらに撚り合わせるという二層構造糸を使用している。
図:クラロンK-Ⅱイメージ(「繊維と工業」,vol.56,No.8(2000))
原料や織り方などに独自性はあると思うが、技術としては「エアーかおる」「育てるタオル」などと同じ系統になるタオル。ビニロンが洗濯で洗い流されることによって、糸の中央部に空間を作られます。
糸中央の芯部分には何もない、二重構造の糸を作る技術です。糸の中心に空洞をもつことで吸水性が格段に高くなり、ふっくらとしたボリュームがのあるタオルですが、他のタオルよりも軽いのです。
吸湿性だけでなく速乾性にもすぐれ、軽い・柔らかい・早く乾くという、タオルに求められる要素すべてを満たしたタオルなのです。
タオル情報 | |
価格 | 5,500円 |
タオルブランド | 今治タオル |
タオル製造会社 | (株)藤高 |
タオル形状 | バスタオル |
備考 | フォーカスメソッドで作られた最高級タオル |
haneシリーズにはバスタオルやフェイスタオルなどさまざまなサイズ展開がありますが、どれにも共通しているのが、洗濯後のふわふわ感。実は今治タオルの高品質なタオルの特徴として、
洗濯をすればするほどふんわりと厚みを増していく
という点があります。新品で店頭にある状態は本来の厚み・ふわふわ感ではないので注意が必要。
これは出荷されたばかりのタオルのパイルは、水溶性の繊維がまだ残っているために空気の量が最大限に入っていません。
購入後にタオルを洗濯・乾燥することによってはじめて、糸に空気が入るとともにループ状の糸であるパイルが立ち上がるようになりボリュームアップするんです。
色はネイビー、グレー、ホワイトの三色です。
今治タオル「hane」シリーズを詳しく調べてみました
タオル評価 | |
さわり心地 | ゴワゴワ | サラサラ
吸水性 | 遅い | 早い
やわらかさ | しっかり | ゆるゆる
弾力 | ぎちぎち | ふわふわ
糸くず | 出る | 出ない
さわり心地
やや固めのサラサラした感触。しっかりと織られているが、使用されている綿の品質が高いためにさわり心地はやさしいです。
吸水性
100mLのお水を完全に吸収する吸水性の高さには驚き。渦を描くように水をたらしていきましたが、あまりの吸水力に内側に到達させる前にお水がなくなるという状況でした。
肌に付いた水滴も、タオルが触れているだけで水がなくなる感覚。100mLを完全に吸収、動かしても水滴が出ない保水力。
やわらかさ
これだけの厚みがありながら、その重さは350gと軽いです。ふわっとしながらも、しっかりとした感触で安心感と高級感が感じられます。
洗濯をすることでより軽くなりボリュームもアップします。
弾力
非常に厚みがあるのですが、やわらかい感触はあります。
弾力という点ではしっかりとした跳ね返りも感じられるため星は4つ判定としました。
糸くず
ルーペでの拡大をしてみました。ぎっちりと密度高く織られている様子がわかるかと思います。
パイルは短めですし、硬めに織られていることもあり、糸くずは少ないです。耐久性も高いため、長く使ってもらえるタオルになるでしょう。
haneタオルの口コミってどんな感じ?
今治タオル「hane」の継続使用の口コミ
2か月使用した状態をレビュー
「hane」は今治タオルの中でも洗うと膨らむ、ふっくらしてボリュームがあるタイプのタオルです。
洗濯をすることでより吸水性もが高く変化するので十分にポイント高いのタオルです。今治タオルで育てることができるタオルは他にないですし、エアーかおるよりも高級感があるのでオススメ。
写真は2か月間使用したhaneタオルになります。
普通に洗濯をして使っていましたが、商品説明の通り購入時よりもボリュームが出ました。
一度洗濯するだけでもかなりボリュームアップしていて、これには驚きました。洗濯の仕方も普通で十分なんですね。
実際に使ってみると肌触りはとにかく気持ち良く、女性は特におすすめ。男性にもしっかりとしたボリューム感が感じられるので病み付きになる人は多いかと。
haneはボリュームがあるのですぐに乾くのかな?と思っていましたが、速乾性も十分。お洗濯が面倒ってこともありませんでした。お洗濯が苦手な男性へのギフトでも問題ないですし、今回紹介しているカラーのタオルなら男性が腰から巻いている姿は相当カッコイイとも思います。
「hane」を5か月使用しました(2019年2月更新)
haneシリーズのバスタオルを5ヶ月間お洗濯の回数は30回のときの使用感のレビューです。
ここへ来てhaneタオルの最大の魅力である肌触りのよさはやや衰えはじめています。お洗濯20回を超えたくらいから徐々にゴワゴワした感触に。
ただ、安いタオルとのゴワゴワのレベルから見ると、それでもふわふわなんですが。硬くて痛いということは全くありません。そこは世界有数の今治タオルブランドをもっているだけありますよね。
ただ糸の量は抜けが少ないために変化なし。変わらず今でも体に触れた瞬間にそこにある水滴を全て吸い上げてくれます。
「hane」を1年半使用しました(2020年1月更新)
hane(はね)を1年半ほど使用しました。1年半の期間で100回以上のお洗濯をすると実際には、4ヶ月間毎日使ったことと同等になります。4ヶ月間使用した感想として参考にしてみてください。
写真で見ると「5か月使用しました」と変わらないですね。ゴワゴワするまでは他のタオルよりも早そうです。
吸水レベルはそれでもやはり変わりません。
数年前までは、冬のお風呂上りって本当に寒くてイヤだったのですが、haneのバスタオルなら吸水性が高く、カラダに水滴を残しません。なので寒くてイヤな気持ちにならずにお風呂に入れるようになりました(なんだか子供みたいなこと書いてる)。今治タオルさまさまですね。
厚みもそこそこあるタオルなので、しっかりカラダを拭きたい方も不満はないと思います。
さいごに
【ボリュームがあって、シンプルなデザインで年代を問わずギフトの最適品】
今治タオル「hane」は最高レベルのタオルであることは間違いないものでした。自分用としてはやや価格が高いと感じる方には「kaze」もおすすめです。
写真は今回撮影時の、kaze(左)とhane(右)で圧倒的にボリュームはhaneに軍配が上がりますね。
厚みのあるhaneが吸水性がよく気持ちが良いのですが比較してすすめるkazeもちょうど良いフワフワ感と吸水性を持ち合わせています。
kazeタオルは比較的リーズナブルで速乾性があるタイプですので普段使いに良い条件が揃っています。
haneタオルが5,500円に対してkazeタオルは3,780円
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今回紹介した、「hane(はね) -towel of air-」はボリューム重視で速乾性もまずまずと、毎日のお風呂上りを贅沢にすることができます。
口コミを確認してみると、最初に自宅用に購入して他のタオルとの違いに感動して贈答品としても利用する人がとても多い人気商品。
育てるタオルと同じコンセプトの使うほどに心地よさが変化するタオル。今治タオルブランドが必要な方はこちらを選ぶのが良いでしょう。
無地でシンプルなデザインのタオルはどんな方に贈っても喜ばれます。
バスタオル価格:5,500円(税込)