タオルの使い方で髪の毛が美しくなるという方法
読者さんから髪の毛に優しいタオルについて問い合わせがあり、回答したところかなりのロングヘアで腰の位置まで髪の毛があるので普通のタオル2枚でも足りないということでした。
詳しく聞いてみたところ、髪の毛に優しいヘアケアに吸水性の高いタオルが必須とのこと。
今回は長年ロングヘアを綺麗に保っているという読者さんのノウハウを公開しちゃいます。
読者さんからコメント
髪の長さが腰まであるスーパーロングヘアの私が吸水性の高いタオルを使った毛先までサラサラになる髪の毛の乾かし方をお伝えします。
長い髪の毛は本当にケアが大変。髪の毛がまとまらずもうバッサリと切ってしまおうかと思った日もありましたが、情報収集と日々の実践をつみ重ねてサラサラヘアの復活に成功しました。
ヘアサロンには及ばなくても、洗髪後の簡単なコツを知るだけで劇的に髪の調子がよくなるんです。ロングヘアの方だけでなくショートヘアでももちろん実践可能ですので、是非試してみてください。
髪をサラサラに乾かす5つのステップ
髪の毛はいつも通りに洗ってOK。自分のお気に入りのシャンプーなどを使って下さい。重要なのはリンスやコンディショナーをすすいで落とした直後から。
髪のすすぎから乾くまでの間、通して大切なポイントは「髪をこすらない」こと!
これを頭に入れておけば、きっとあなたも髪の毛サラサラになります。
ステップ① タオルを濡れた髪に置く
髪の毛を普通におろした状態で、吸水性の高いフェイスタオルを頭からかぶって頭皮部分を拭いていきます。
頭皮を拭くには、濡れた髪にタオルをただ置くだけ。タオルは動かしません、絶対にこすったりしないで下さい。上からそっと頭の丸みにそってポンポンと手で押さえます。頭の部分はこれで終わり。
髪の毛の短い人は頭ポンポンで終了。襟足もポンポンと手で押さえればOK。水がぽたぽた落ちない程度になったらステップ③へ飛びましょう。わしゃわしゃ拭くのは、水気を取っている感覚で気持ちが良いのですが、髪の毛を傷めますので絶対にやめましょう。
ステップ② タオルで毛先をやさしく巻いてにぎる
頭皮の水をある程度取ったら、次は髪の毛が長い人は毛先の水分を拭き取っていきます。
このときも同じく絶対にこすらないことを守ってください。拭き取りの方法は、毛先をやさしくタオルで巻いて軽くにぎるというもの。にぎったら手を動かさず10秒間保持してください。以外かもしれませんが、たった10秒タオルと髪を接触させるだけで水分は取り除けるのです。
ステップ③ タオルで髪を包む
ざっと水分をとった髪のままでは、湯船につかったり体を洗ったり他の作業ができません。
最初に髪の毛を洗うのであれば、一度髪の毛にフェイスタオルを巻いてまとめる必要があります。
髪の毛の短い人は①でつかったタオルでOKですが、髪の毛が長い人はすでにタオルが水分をたっぷり吸っている可能性があるので、出来れば乾いたタオルを使いましょう。
準備するもの
吸水性の高いフェイスタオル1枚 (長さ80cm以上が扱いやすい)
髪ゴム(なければ輪ゴムでもOK)
タオルの巻き方
- 肩に、広げたタオルをかけます。
- 内側(手前側)になる端っこを両側から持ち上げます。
- 耳の後ろを通し輪郭に沿って持ち上げたら、額の生え際の真ん中あたりでタオルの手前側の両端を髪ゴムでしっかりまとめます。
- 残っているタオルの両端(後ろ側)を上に持ち上げながら髪の毛を中につつみこみます。
- 持ち上げたタオルの右側を左側の下に入れ込むように折りたたみ左端をその上にのせます。スーパーロングでも髪の毛がタオルの中におさまります。右と左は逆でも構いません。
これで髪の毛がタオルにつつまれました。
濡れた髪の毛を包む専用のヘアバンドやヘアターバンという便利な吸水タオルグッズもありますから使ってみるのも有りです。とっても簡単に髪をまとめられます。
ステップ④ 乾かす前の準備
次はいよいよ髪の毛を乾かしていきます。タオルを巻いた③の状態でOKなのは15分程度。
濡れた状態の髪は非常に傷みやすいので、必ず15分以内に乾かす工程に入りましょう。まずは、乾かす準備です。
巻いたタオルをそっと外したら、「手ぐし」でかるく髪の毛のからまりをほぐします。櫛(くし)やブラシを使いたくなりますが、ここはぐっとガマン。手ぐしで軽くほぐすだけにしておきます。
愛用の洗い流さないタイプのトリートメントやヘアオイルがあれば、この時つけましょう。トリートメントを髪につけるときもこすってはいけません。髪をにぎるようにして浸透させていきます。
ステップ⑤ 髪をサラサラに乾かす
ドライヤーの温風(強)で、上の方から、手ぐしをしながら乾かしていきます。地肌が熱くない程度に離して、風は髪の毛の流れにそって上から下へあてるようにすると良いです。
すこし髪の毛の水分が減って軽くなってきたら、いったん冷風を1~2分あてて髪の毛の温度を低くしましょう。
十分に冷たくなったと感じたら、再び温風(強)にして乾かします。乾いてくるにつれて、温風で髪の毛自体が温まりやすくなりますので注意してください。
熱くなる前に冷風にする事が大切です。冷風をあてると濡れている部分と乾いている部分が解りやすいので、次は濡れている部分を重点的に温風→冷風を繰り返せばOK。全体に髪が軽くなり冷風をあてても濡れている部分が無くなったら、最後にしっかり冷風で冷まして完了になります。
ドライヤーに冷風・送風機能が無い方は、いったんドライヤーをやめて、髪の毛を休ませ、いったん冷ますようにして下さい。
扇風機やハンディ扇風機などがある場合はドライヤーの冷風代わりに使ってみましょう。
ブラッシングも忘れずに
最後にゆっくりブラシや櫛(くし)でブラッシングしていきます。乾かし方が違うだけで、いつもとはちがうサラサラ感を感じることができるでしょう。
髪の毛を洗うたびにつづけていけばどんどん髪の毛もまとまりも増していきます。サラサラにしっとりをプラスしたい方はフラッシング後に洗い流さないトリートメントを毛先につけると良いでしょう。
サラサラになる理由は考えなくてOK
髪の毛をこするのをとにかくガマンして摩擦を少なくすること、熱を加え続けず髪の毛を冷ます工程をつくることで、サラサラに仕上がるのです。
「なぜそうなるのか」細かな科学的根拠はあるのですが、たくさんの本を調べつくした結果が上の方法です。
理論がわからなくても確実に効果がでますので、まずは実践してください。サラサラになったことを確認してから、もし興味がわいたら原理を調べてみるのも楽しいですよ。
吸水性の高いおすすめのタオルはコレ!
頭にのせてポンポンするだけ、髪をつつんでそっとにぎるだけで、はたして水分がとれるのか疑っている方も多いかもしれませんが、吸水性の高いタオルはゴシゴシしなくても、触れただけでスッと水分を吸ってくれるのです。
ふわふわで肌にも髪にもやさしく、タオルラボでも吸水性が確認されているタオルを2つご紹介しておきます。
育てるタオルのfeel(フィール)
育てるタオルのフィールは自然素材のやさしさとやわらかさ、高い吸水性で女性に大人気のタオル。「Spongeee Cotton100(スポンジーコットン100)」という特殊な糸で織られていて、つかえば使うほど吸水性・速乾性が増すので、日々の洗髪につかうには超オススメの逸品です。
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エアーかおるのXTC(エクスタシー)
通常の2倍空気をふくむという特殊加工の糸が使われていて、空気をふくむ空間があるということは水分もとてもよく吸いこむのです。驚異の吸水力で売り切れ続出というタオル。洗濯してもすぐ乾き、部屋干しでも臭わないというのが人気の秘密です。
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まとめ
女性にとってタオルと洗髪は切っても切れない絆があります。タオルに興味があってココを訪れる方の多くは、筆者同様ヘアケアにも敏感だと思います。
ロングヘアの方は髪の毛を洗って乾かすだけでも重労働。でも、実験気分で髪の毛を乾かせばちょっと楽しむ気持ちが生まれます。もし昨日よりサラサラになったらがんばって乾かした甲斐もあります。
ふわふわのタオルとさらさらの髪。バスタイムが何倍も楽しくなりますよね。ぜひ実践してみて下さい!