上質なタオルを作ろうと思ったときに、メーカーがまず検討するのは織り方ではないって知ってますか?
実はタオルの品質の基本は「綿」のグレード。
それもそのはず、タオルの原材料のほとんどすべては糸になります。コットンの品質が良くなければ吸水性も触り心地も、いかに製造技術が高かろうと最上級のものには近づけないのです。
では、いったい綿の何が違うというのでしょう。今回は最高級に使われるコットンの特徴とそのブランド綿の種類について学んでいきましょう。
綿の品質は繊維の細さと長さで決まる
タオルの原料となる綿花は実はさまざまな種類があり、その中でもハイグレードなものというのは繊維が細くて長いです。
そして強くしなやかで糸をつむいだときに長い繊維がブチブチと切れてしまわないということが重要です。
なぜ糸の原料の綿の長さなの?と不思議に思う方もいらっしゃると思います。タオルを作るときの糸は大抵の場合何本もの綿の繊維が集まり、それに捻り(ひねり)を加えて作られています。
このときに繊維が短いとどうなるか想像してみてください。
そうなのです
引用:http://www.crayonhouse.co.jp/shop/e/ekamenoko/
例えるなら、糸の構造は亀の子たわしに近い。
たわしも捻って作られますが、短いものを捻り続けると繊維の切断面が外を向くんです。たわしの場合には汚れをごしごし落とすのでこれが良いのですが、タオルは優しく水を吸ってくれれば良いので、外向いちゃ困るのです。
繊維が長ければいくら捻ったところで、切断されていないので毛羽立つことがないんです。
通常使われるコットン繊維は平均値で2.8cmとされていますが、高品質なタオルに使われるものは3.5cm以上と25%以上も長い。
このような特に長い繊維の綿を「超長綿」と呼ばれ、生産可能な産地も中国、アメリカ、インドなどのしかも限られた環境の土地でしかできません。
また、繊維の細さは、触り心地が滑らかで糸の間に隙間が細かくできやすいので水を含みやすい状態になります。長くて細いタオルは触り心地と吸水性を両立するための必須条件になるんですね。
高品質の超長綿となるとカシミヤよりも細い12μm(1cmの1000分の1の太さ)にもなるんですよ。絹のような触り心地と当サイトで表現されるレベルのものは大抵コレくらい上質なものが使われていると推測できます。
有名なブランド綿について
世界には綿花のいくつかの名産地があり、どのメーカーも高品質のタオルを作りたいときにはその有名産地のブランド綿を買い付けして作ることになっています。今回はその中でも特に有名なものを紹介していきましょう。
もし、気になるタオルがブランド綿を使っている場合には、少なくとも製造能力がどうとか、生産国がどこかなどを考慮しなくても使い心地が良いものである可能性が高いです。一度試しに使ってみても良いでしょう。
分類 | 綿素材 | 特徴 | 生産地 |
---|---|---|---|
長繊維種 (30mm以上) |
超希少綿 | 海島綿=シーアイランドコットン(カリブ海域・西インド諸島) | |
世界3大綿 | 新疆綿(中国・ウイグル自治区) | ||
エジプト綿=ギザ綿(エジプト・ギザ地方) | |||
スーピマ綿(アメリカ・南西部4州) | |||
有名なブランド綿 | サンホーキン綿(アメリカ・カリフォルニア州) | ||
スビン・ゴールド(インド・タミルナードゥ州) | |||
シャンカール綿・シャンカール6(インド・グジャラット州) | |||
中繊維種 (21~28mm前後) |
一般的なタオル素材 | - | |
短繊維種 (10~20mm前後) |
タオル以外の素材 | クッションの中綿などに使われる |
海島綿(かいとうめん)
画像:シーアイランドクラブ社
数あるブランドの綿花の中でも特に品質が高いとされて古くから重宝されているのが海島綿です。この海島綿は綿花の原種に近い品種で、非常にデリケートで栽培が困難で有名です。一方で他のどの綿花よりも長く細い繊維である特徴があります。
現在公式にシーアイランドコットンとされるのは3種類
- 西印度諸島海島綿
- アメリカン・シーアイランドコットン
- 海島綿V-135
この綿花は繊維の強度も桁違い、昔はパラシュートの素材として使われていたこともあるくらい丈夫なのです。海島綿で作られた製品、衣類などは英国王室や各国の王侯貴族のなかでも好まれており、非常に上質なセレブのための材料でした。
現在でもカリブ海周辺のバルバドス、ジャマイカ、ネービス、などごく限られた産地でしか生産できません。
また日本でも限られた業者だけが海島綿を使った商品を販売できるという縛りがあるなど、特に希少価値の高いものです。
海島綿(かいとうめん)のタオル
日本でタオルの素材として海島綿を使っているメーカーはとても少ないです。
現状、海島綿の国産タオルを多く手掛けているのは、大手タオルメーカーである「UCHINO TOWEL(内野タオル)」のみと言っても良いほどです。
海島綿の最高級タオルを探すなら、まず、チェックしておきたいですね。
UCHINOプレミアム 海島綿タオルシリーズ【内野タオル】
あらゆるシーンや用途に合わせたタオルをつくりだしている内野タオル。
さまざまな商品カテゴリーの中でも、「UCHINOプレミアム」は、世界最高峰の天然素材をつかってリッチな使いごこちのタオルをラインナップしています。
とくに、海島綿100%のシリーズは、触りごこちや使い方によって選べるよう、糸の太さや織り方を変えた最高級タオルをおくり出しています。
海島綿タオルシリーズ
- 「セントヴィンセント」海島綿・幻の品種「V-135」をつかった最上位モデル
- 「インペリアル」無撚糸のパイルでなめらかなやわらかさ
- 「ジュエル」中空糸に加工した糸でボリュームがあるのに軽い
- 「スプレンディット」18番手の糸で立ち上げたふんわりパイル
- 「ラグジュリー」贅沢に50番手の双糸で織りあげたメダリオン柄
- 「アプローズ」海島綿タオルのギフトセット
ほか
新疆綿(しんきょうめん)
中国の西部新疆自治区で栽培される超長綿です。1年を通じて太陽出ていることが多いこの地方、雨が少ないことで上質な綿花ができているようです。世界中の超長綿のなかでも長さは他の品種の中でもトップクラス。
一般的に入手しやすいブランド綿であるために、日本でも製造しているブランドも存在します。特に上品な光沢と柔らかい肌触りのタオルに仕上がるので、タオルブランドよりも綿のブランドで購入を決める方も増えています。
新疆綿(しんきょうめん)のタオル
上質な綿でありながら手に入れやすいので、名門タオル産地のメーカーでも数多く使用しているのが新疆綿。
シンプルなタオルから、凝った柄のタオルまで、繊維の長さと丈夫さを生かしたタオルが豊富です。
至福タオル【今治謹製】
グッドデザイン賞を受賞した木箱入りの人気ギフトタオル「今治謹製」のタオルギフトの中で、新疆綿をふんだんに使用して高級感を演出しているのが「至福タオル」。
シンプルな無地タオルですが、ヘムの部分などに細かな工夫が凝らされていて、金糸や銀糸の刺繍やステッチで、慶事の贈り物としての格を感じます。
エターナルクレスト【泉州こだわりタオル】
「エターナルクレスト」は、今治と並ぶタオルの名門産地・泉州の高品質なタオルの証明である「泉州こだわりタオル」。
ジャカード織りで表現された「七宝つなぎ」は、縁起の良い吉祥文様で、円が四方に連なった柄。
子孫繁栄や人との関係性が円満を意味しています。泉州が得意とする後晒し製法で使いはじめから高い吸水性をもっています。
※販売終了
ボヌール【今井タオル】
繊維の長い新疆綿。ボヌールはその特徴を生かし、綿そのもののふわふわと感じられる無撚糸が使われています。
片面ガーゼ、片面パイルのさらっとしてなめらかな今治タオル「ボヌール」。
ガーゼ面にパイルで模様が出ているちょっと手の込んだデザインになっています。無撚糸独特のやさしいさわり心地、淡いカラーと、浮き出した可愛い柄が魅力です。
エジプト綿
ナイル川の肥沃なデルタ地帯で栽培される綿。強度が高い超長綿として世界的に高い評価を得ています。
「ギザ綿」とも呼ばれ、収穫された土地のエリアと種を示す番号から「GIZA##」などと番号が振られるのが特徴。「ギザ45」「ギザ70」「ギザ88」は特に品質が高いことで有名です。
エジプト綿(ギザ綿)のタオル
近年、日本のメーカーでも、エジプト綿=ギザ綿をつかうメーカーが増えつつあります。
綿の王様と言われるギザ綿ですが、産地では、さらに良い品質の綿花をつくるための交配(かけ合わせ)がおこなわれ、新しいギザ綿が生まれています。
特に素材選びにこだわるタオルメーカーはギザ綿を好んで使用している印象を受けます。ギザ綿やGIZAという説明がされているものは、贈り物として使えるだけの品質があると考えてよいでしょう。
世界鶴―風―【藤高】
「世界鶴―風―」は、近年タオルの糸のとして注目されている、内部に空洞があり軽くて吸水性の高い中空糸。空洞の割合を通常の20%から40%までにアップさせて織りあげています。
丈夫で繊維の長いギザ綿だからこそ作ることのできた、驚くほど軽いのに充分なボリュームのタオルで贅沢感を味わいましょう。
ヘリンボーン【kontex】
幅のあるオシャレなヘムや、透けて見えるベース生地の色がとてもオシャレな今治タオル「ヘリンボーン」。
真っ白なパイル部分に「ギザ86」の細い糸が使われています。
ゆっくりと時間をかけてこそできる長めのパイルで、綿自体のやわらかさを感じられるでしょう。
M.Tコレクション1958【丸栄タオル】
1958年創業の丸栄タオルが、それまでの歴史の集大成としてつくりあげた「1958」。
最高の素材と最新の技術が融合した今治タオルです。選ばれた素材は「ギザ45」と「ギザ87」を交配させて生まれた究極のコットン「ギザ92」。
細く加工された糸をさらに数本撚りあわせてパイルにしていて、ずっしり感を味わえます。
スーピマ綿
スーピマとはアメリカ産の超長繊維綿のうち特に品質が高いと認められたものに与えられるブランド綿。
アメリカにあるスーピマ協会が基準を示しており、これを満たすものだけがスーピマであることを名乗ることができるんです。他の綿花と比較すると気象条件に左右されないため、どの年のタオルを購入しても品質にばらつきが少ないというのが一番の魅力でしょう。
ちなみにスーピマという名称は「superior pima」の略だそうです。直訳すると意味は高級なピマ。元は南米ペルーでピマ種という綿花があり、これを品種完了したものがスーピマ種ということになります。
スーピマ綿のタオル
しっかりと管理されたコットンで、生産量も増えつつあり、日本人の好むやわらかな肌ざわり。それもあってか、近年タオルの素材として使用しているメーカーが増えています。
大人女性に人気のスーピマコットンのタオルだけを集めた特集記事もあります。スーピマ綿にこだわるなら、こちらの記事をチェックしてみて下さい。
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【実際に聞いてみた】50代女性が使うべきタオルの特徴とオススメ商品は?
タオルラボでは女性に向けたタオル選びの特集記事をたびたびお届けしていますが、今回は50代女性にオススメしたいタオルについてです。 実際女性に聞いてみた結果、女性の50代はホルモンのバランスに大きな変化 ...
さらに、産地の中には、化学的な農薬などを使わないオーガニック農法(有機農法)でスーピマ綿を栽培する農場も増えています。
肌に有害な物質が極力除かれたオーガニックなスーピマ綿でつくられたタオルは、自然にも身体にもやさしいタオルとして、人気が高まっています。ここでは、オーガニックのスーピマ綿のタオルをご紹介しましょう。
スーピマエンジェル【天衣無縫】
生まれたての赤ちゃんからつかえるオーガニックコットンのグッズを多く手掛けている「天衣無縫」の「スーピマエンジェル」。
名前のとおり、天使の羽根のようなふわふわ感を追求して作られています。
甘撚りの糸で長めのパイルでゆるめに織り上げているので、極上のやわらかさを感じられます。
プランティア 癒しタオル【壷内タオル】
オーガニックコットン100%のこだわりタオルをおくり出すブランド「プランティア」。
「癒しタオル」は、綿そのものの色を生かした自然なタオル。素材の良さを損なわないよう、加工に使う薬剤なども最小限にされているので安心です。
密度の高い長めのパイルで、なめらかで肌に吸いつくような癒しの肌ざわり。
スーピマオーガニックウルトラリアルソフト片面シャーリング【渡辺パイル】
タオルの名前が特徴のすべてをあらわしている「スーピマオーガニックウルトラリアルソフト片面シャーリング」。
シャーリングとは、織り上げたパイルのループになっている部分を刈り取るという贅沢な加工法。
サラサラとした肌ざわりと、ビロードのような美しい光沢感でスーピマコットンの良さを引き出しています。
サンホーキン綿
アメリカ・カリフォルニア州のサンホーキンバレーで、灌漑栽培(かんがいさいばい)されている綿花です。
「サンフォーキン綿」とも呼ばれます。繊維が長く均一で強度も有り、ナチュラル感のある白さは、日本でも好まれて使われている素材。
枯葉剤などをつかわず管理された農地で作られており、安全性が高いコットンとしても評価されています。
サンホーキン綿のタオル
同じサンホーキン綿でも、出来上がったタオルに求める使いごこちや機能によって特徴はさまざま。
機械で刈りとった比較的安価なものや、完熟綿を手摘みしたもの、あえて完熟前の綿花を収穫したものなどバリエーションの多さも魅力。
Classic SUGOI(クラッシック・スゴイ)【TRUE TOWEL】
綿の繊維が均一でやわらかなサンホーキン綿が使われている「TRUE TOWEL Classic SUGOI」。
中に空洞のある太めの中空糸に加工して、ボリュームと軽さが特徴です。タオルラボの高評価タオルのひとつ。
家庭でもホテルで過ごす贅沢感が味わえる今治タオルです。綿本来の持つ吸水性とやわらかさを最大限まで引き出すために、手間と時間をかけてつくられています。
yume‐the soft towel-(ユメ・ザ・ソフトタオル)【伊織】
開花前のサンホーキン綿をつみ取って、上質なものだけを厳選してつくられた綿花の無撚糸が使われています。
「yume‐the soft towel-」は、やわらかさにとことんこだわったさわり心地重視の今治タオル。吸水性が高く、綿菓子のようなふわふわ感、これ以上ないほどソフトなタオルと高評価です。
MASIRO(マシロ)【工房織座】
完熟する前のサンホーキン綿を早摘みして、撚りを最小限にした無撚糸にして織りあげられた「MASIRO」。
パイルを限界まで長くしたことで、粉雪のようなふわふわ感が味わえます。タオルの端までパイルをほどこしているので、どこを触ってもしっとりたさわり心地で、しっかりと水分も吸収してくれます。
スビン・ゴールド
インドの南西部に位置するタミルナードゥ州で栽培されている「スビン・ゴールド」は、「スヴィン・ゴールド」とも言われているブランド綿。
希少な海島綿とインド綿をかけあわせて生まれた「スビン(スヴィン)」という品種の綿花の中でも、高品質な初摘みと2番摘みのものだけに、「スビン・ゴールド」の名称が与えられます。最高級綿である海島綿の特徴をしっかり受け継いた、ごく細くしっかり長さもある繊維で、ほど良い油分もふくんだ上質なコットンです。
スビン・ゴールドのタオル
スビン・ゴールドは、なかなか手に入らない海島綿の遺伝子を持ちながら、綿花栽培の盛んなインドに根付いてつくられている品種です。
このため、海島綿より日本での流通量が若干多く、近年、上質なタオルの素材として注目されています。
まだまだ希少な綿ではありますが、高級感のあるタオルを作りたいこだわりあるメーカーで最上位グレードに使われることが多いです。
月華(GEKKA)【BIKOH】
女性向けの高級タオルをおくり出す新ブランド「BIKOH」の最上位モデル「月華」。(販売終了)
繊維が長く均一で、美しい光沢感があります。(写真中左のタオルです。)
女性の肌にうれしいしっとりとした肌ざわりは、ほど良く含まれている油分のおかげ。
細い糸を2本撚りあわせて、密度の高い短めパイルに織り上げられています。もっちりとした重厚感で贅沢さがすごいタオルです。
超甘撚りエクストラリッチ【テネリータ】
「超甘撚りエクストラリッチ」は、希少なスビン・ゴールドの中でも、オーガニック農法で栽培された綿花だけをつかった特別感あふれるタオルです。
限界まで甘く撚った糸でつくられたシンプルなタオルは、いままで経験したことの無いやわらかさと評判。
白の多いこの上位ランクのブランド綿のタオルで、ピンクやネイビーなどのカラーが選べるというのも魅力です。
ブルーベラ エレ【くすばしタオル】
多くのタオルをおくり出す「くすばしタオル」が、一段上の上品さを目指してつくったのが「ブルーベラ エレ」。
ラテン語で本当に優美でエレガントなタオルと言う意味で名づけられています。素材の良さを引き出すツイスト無撚糸で織りあげたタオルに、高級感のある繊細で美しい刺繍がほどこされています。
シャンカール綿
インドの西に位置するグジャラット州で栽培されている綿花で、インドの神様である「シャンカール(シャンカル)」の名前を与えられたブランド綿。
もともと、インドで盛んにおこなわれていた綿の交配作業(かけ合わせ)のことを、インドの公用語であるヒンディー語で「サンカー」といいます。これらの語源を組み合わせ、「シャンカール」という名がコットンにつけられたとも言われています。
「シャンカール6」は油分が多く繊維が長いのでしっとりとしたタオルに仕上がります。シャンカール6の「6」は、6番目の配合でつくられたという意味。
シャンカール綿のタオル
綿花栽培の長い歴史をもっているグジャラット州は、良質な綿花を安定的につくりだす技術を持っているため、インドでも3本の指に入る生産量を誇っています。
コストパフォーマンスが良いのか、日本での流通量も多いブランド綿になります。
中位以上のタオルを使っている方はすでにお使いかもしれません。ブランド綿の中では、家庭向けタオルの素材にも広く使われています。
house towel(ハウスタオル)【スコープ】
日常での使いやすさにこだわった雑貨を販売、オリジナルの商品も開発している人気ショップ「スコープ」のオリジナルタオル「house towel」。
良く水を吸って乾きやすく、家庭での使いやすさを追求して選んだ素材がシャンカール綿でした。
色やデザインがとにかくオシャレで人気の高いタオルです。
ハウスタオル【藤高】
個性的な高級タオルをおくり出すタオルメーカー「藤高」。
このお店で最初に手に取ってほしい看板タオルとしてつくったのが、カラー豊富な「ハウスタオル」になります。
繊維の長さや耐久性を考え、人の手で2番詰みしたシャンカー6だけを使うというこだわり。初摘みよりも2番詰み綿花は品質にムラが無く、良質なタオルが出来上がるのだそう。
kaze(カゼ)【伊織】
「伊織」は、厳選された今治タオルを販売する専門店で、機能性にこだわったオリジナルタオルも手がけています。
「kaze」はやや短めのパイルで冬でも乾きやすいタオル。
比較的硬めで耐久性などを含めてバランスのとれたベーシックな今治タオルという印象。繰り返し洗濯しても使い心地が変化しにくいです。